★黒猫宅急便★ver.2
( *´艸`) いらっしゃいまし。
タイトル :魔女の宅急便
原題 |
KIKI'S DELIVERY SERVICE |
製作年度 |
1989年 |
製作国・地域 |
日本 |
上映時間 |
112分 |
監督 |
|
製作総指揮 |
- |
原作 |
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脚本 |
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音楽 |
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出演もしくは声の出演 |
高山みなみ 、佐久間レイ 、戸田恵子 、山口勝平 、加藤治子 、関弘子 、井上喜久子 、土井美加 、渕崎ゆり子 、浅井淑子 、土師孝也 、西村知道 、山寺宏一 、辻親八 、鍵本景子 、大塚明夫 、田口昂 、小林優子 、坂本千夏 、信沢三恵子 、三浦浩一 |
<ストーリ>
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の宮崎駿監督が、魔女の少女が魔女になるための修行をしていく過程で様々な経験を積み成長していく姿を描いた長編アニメーション。
13歳の魔女キキは、古い一族の掟に従い、黒猫ジジと修業の旅に出る。
そして、海辺の大きな街で修行をすることに。
箒で飛ぶ以外に能がないのキキは、空飛ぶ宅急便を始める。
しかし、最初の仕事でいきなり荷物を無くしてしまう……。
<評価>
★★★★★
<コメント>
これまたジブリ作品の名作!!
魔女の女の子は、13歳になると家族のもとを離れ一年間の修行に出なければならない。13歳になったキキも不安を胸に抱きながら、幼い頃から一緒に育った、黒猫のジジと共にお母さんにもらったホウキに乗って知らない町へ旅立った。
ジジは、キキと同じ時期に生まれた黒猫のオスで、魔女は女の子が生まれると、同じ時期に生まれた黒猫のオスを一緒に育てるのがしきたり。
キキと会話ができる、かなり愉快でおまぬけなネコです。
というわけで今回は、黒猫ジジの声について注目して見てみた。
<ジジがしゃべらない場面>
その1(ずぶ濡れの次の日の朝):挫折?
その2(飛行船見て帰宅~夕食):精神的?(実際に魔力が弱くなって、飛べなくなる)
その3(トンボ救出後キキの肩):キキの成長。
幼いキキをサポートするジジなのだが、実は彼女自身の自我の一部を投影させるスクリーンなのである。
だからキキとジジが話しているシーンは、本当に両者の間で会話が交わされているのではなくキキが頭の中に作り上げたジジという使い魔の人格に話しかけている一種の独り言なのだ。キキ以外の人間がジジと話すことはないのは当たり前である。自分一人では不安だから、客観的な意見としてジジの意見を求めるがそれは彼女の心の中で起きている自問自答なのである。
途中、迷いや悩み等からジジの言葉がわからなくなってた場面もあったが、ラストでは、空を飛べなくなったスランプを抜け出したとき都会にやってきた幼い魔女は自立した魔女に成長を遂げた。そして、そんな彼女にはもはやもう一つの人格ジジは必要なくなっていた。そのため、最後にキキの肩にいたジジから発せられたのは『ニャー』という言葉であったのだろう。
あと、画学生ウルスラが良い役割を果たしていた。
ウルスラとキキの絵と魔法の会話、なんかジ~ンと来たなぁ。
トンボを助けなければいけない場面で、迷いが一気にとけた?一つの事に集中できたおかげで再び飛ぶことに。
この場面、そぉ~とぉ~好きなんだなぁ。
何回も見ちった。
そして、トンボの落下と同時に無音になる瞬間がたまらなくいい。
上にも書いたけれど、最後の最後にジジが発する『にゃ~』って言葉。
ちょっと残念でもあるんだよな。
あぁ~魔女の宅急便最高♪
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