７月３日（土）準々決勝 第３試合

ドイツ 対 アルゼンチン

１９８６年メキシコ大会決勝は、マラドーナ擁するアルゼンチンがドイツを３―２で下し、２度目の優勝。９０年イタリア大会決勝ではドイツが１―０で雪辱を果たし、３度目の優勝を果たした。前回ドイツ大会でも準々決勝で激突し、ＰＫ戦の末にドイツが４強進出。いわば因縁の対決。



今大会、アルゼンチンは攻撃陣が勢いに乗っており、イグアインが４得点で得点王争いのトップタイにつけ、テベスもメキシコ戦で２ゴール。さらには、まだ未覚醒のメッシも。

ドイツは相手を徹底分析し、４強進出に自信をみせる。２１歳の司令塔エジルは柔らかなボールタッチの技巧派で、チーム力はドイツが上かな。

アルゼンチンのボールでキックオフ
前半３分 シュバインシュタイガーの左からのＦＫに中央でミュラーが頭で合わせ、早くも先制

 

あっという間の展開で、驚いた
早くも追う側となってしまったアルゼンチン。どういった攻撃を見せてくれるんだろうか……

エリア内でパスを受けたテベスが中央でフリーのイグアインにパス、イグアインがゴールに蹴り込むも、その前のプレーがオフサイドの判定

その後もどんどん攻め続けるアルゼンチンだったが、ゴールを割ることは出来ず

後半２３分 ポドルスキがＧＫとＤＦを引きつけ中央でフリーのクローゼにパス、クローゼが無人のゴールに蹴り込み追加点を奪う

アルゼンチンの守備陣……崩壊

さらに、、、

後半２９分 シュバインシュタイガーが左サイドからドリブルでエリア内に切り込み中央にパス、フリードリヒが左足で押し込みリードを広げる

まさかまさかの ３－０
アルゼンチン、このまま無失点のまま終わってしまうのか

後半４４分 エジルからのクロスを中央のクローゼが右足で丁寧に蹴り込み、ゴール

クローゼは、この試合２点目を決めた

アルゼンチンはメッシを中心に攻めるがゴールを奪うことはできず。

メッシは無得点で今大会を終えた……

バロンドールの呪い、恐るべし